色の視覚効果のおはなし
わたしたちは色を見るとき無意識のうちに
心理効果の影響を受けています
今回は視覚効果について説明していきます
色の視覚効果とは
色を認識するうえで多くの人に起こる
視覚的な現象のこと
たとえば
ある色を見る時に周囲の色によって
その色自体が変わって見える効果のことです
<対比>
2色以上が隣接している場合
異なる2色の差が強調される現象
背景との差が強調されることで
左は中央の青が暗く、右は明るく感じられる
<同化>
面積の大きい色が
面積の小さい色に近づいて見える現象
元の色は同じ水色ですが
左は紫寄り 右は黄緑寄りに見えます
<補色残像>
有彩色を凝視した後に白を見ると
その有彩色の補色が見えてくる現象
赤の場合は青緑です
これを補色残像といいます
補色=色相環上の反対の色
<錯視>
形・大きさ・長さなどが
実際とは違ったものとして知覚される現象
様々な色の◯があるように見えますが
◯は全て同じ色です
9 April 2021
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