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わたしたちは色を見るとき無意識のうちに
心理効果の影響を受けています

今回は視覚効果について説明していきます

色の視覚効果とは
色を認識するうえで多くの人に起こる視覚的な現象のこと

たとえば
ある色を見る時に周囲の色によって
その色自体が変わって見える効果のことです

<対比>
2色以上が隣接している場合
異なる2色の差が強調される現象

背景との差が強調されることで
左は中央の青が暗く、右は明るく感じられる

<同化>
面積の大きい色が
面積の小さい色に近づいて見える現象

元の色は同じ水色ですが
左は紫寄り 右は黄緑寄りに見えます

<補色残像>
有彩色を凝視した後に白を見ると
その有彩色の補色が見えてくる現象

赤の場合は青緑です
これを補色残像といいます

補色=色相環上の反対の色

<錯視>
形・大きさ・長さなどが
実際とは違ったものとして知覚される現象

様々な色の◯があるように見えますが
◯は全て同じ色です

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Keiko Kitamura

学生時代よりアパレル業界に携わり卒業後はデザイナーズブランドに勤務。現在は都内ファッション専門学校で後進育成に努める一方、色彩理論を駆使したイメージコンサルタントとして...

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