色を見る3つの条件のおはなし
わたし達が色を見るためには
①光
②物体
③目
の3つの条件が必要です
①光
光は電磁波のエネルギーの一種で
私たちは400〜700nmの波長の範囲の可視光を光として認識しています
1666年、イギリスの物理学者のニュートンがプリズムを使って
虹のような帯状の分光=スペクトルを発見したのは
光と色の関係を解き明かす一歩となりました
②物体
光が物体にぶつかると反射、透過、吸収のいずれかが起こります
・反射された光・・・物体の表面色として認識
・透過された光・・・透けてみえる色として認識
・吸収された光・・・認識されない=色が見えない
どの波長の光が反射、透過、吸収されたかで色の認識が変わります
ではここで問題です
Q1:全ての光が反射されると何色に見える??
Q2:全ての光が吸収されると何色に見える??
正解
Q1:白
Q2:黒
③目
光は眼球に入り、目の奥の網膜にある視細胞が受け取った情報を
大脳に伝え色として認識されます
まとめ
色を見るには①光 ②物体 ③目の3つの条件が必要